クリニックを経営する上で最も必要な要素は「売上」と「人材」この2つです。
「売上」に関しては、集患数を増やす事、診療単価を上げる事が最も大事になります。かと言って、集患数を増やしたり診療単価を上げることは、決して簡単なことではありません。
「売上」に直結させる為には、「①様々な集患戦略を立てる②様々なツールを駆使する③計画的に運用する」ということが必要です。こちらは後程「売上の作り方」でご説明させて頂きます!
次に「人材」です。
「人材」に関しては、スタッフとのコミュニケーションの取り方や、評価制度、教育方法など、スタッフにとって働きやすい環境を整える事と、離職率の低いクリニック作りや、求人の際に求職者から選ばれるクリニック作りを行う事が必要となります。「人材」に関しても、詳しくは後程ご説明させて頂きます。
クリニック経営で必要となる「売上」と「人材」に関して、詳しく解説していきますので、ぜひ最後まで御一読頂けますと幸いです。
【売上の作り方】

クリニックを経営する上で「売上」は、最も重要であると言っても過言でありません。その為、「売上」を伸ばす為にも集患数をしっかり確保する事が最優先となります。
集患には「新規患者向きの集患」と「既存患者様向きの集患」がありますが、まずは新規患者(新患)を増やす事に力を入れましょう!
また、集患数には限界があります。
その為、集患以外にも「診療単価を上げる」施策をしっかり考える必要もあります。
「集患数を上げる方法」と「診療単価を上げる方法」両方を、しっかり行うことが『売り上げを作る』上で必要になります。それでは、患者様の増やし方や、診療単価を上げる方法について説明していきます。
■新規患者の増やし方
新規患者(新患)を増やす為には、まず患者様にクリニックの事を「知って頂く」必要があります。クリニックを知ってもらう為には、以下の取り組み行うことが大事です。
【認知拡大の為に行う取り組み】
- WEBによる集患対策
- HPによる集患の最大化
- WEB口コミ対策
- SEO強化
- SNSによる集患対策
- 費用対効果のある広告
多くの方にクリニックを知ってもらう為には、最低限上記の様な取り組みを行う必要があります。
また、「クリニックがあるエリア、ターゲット層、競合クリニックへのマーケティング」など、一つとして同じ条件のクリニックは存在しません。しかし、多くのクリニックがネット上にある情報や、周りの方の話を聞いて同じように取り組まれています。せっかく取り組んでいるのに、最大限の効果が出ていないのは本当にもったいないです。
そうならない為にも、クリニック毎のお悩みやご要望に対して親身になって対応してくれる、パートナー会社と一緒に行うことが成功への近道です!
医療に特化した、クリニック経営コンサルティング会社『Calf J(カーフジェイ)』は、一人ひとりの先生方のお悩みやご要望に合わせた最善案をご提案させて頂いております!弊社は、「無料相談」も行っていますので、少しでも気になる事があれば、いつでもお気軽にご相談くださいね。
■既存患者の増やし方
既存の患者様を増やすためには、新規で来院された患者様に満足頂く必要があります。その為にも、以下のような取り組みは最低限行う必要があります。実際に何個出来ているか、この機にチェックしてみてください!
【患者満足度を上げる取り組み】
- 先生の対応が親身で適切か
- スタッフの対応が親身で適切か
- 受付の対応が親身で適切か
- 院内は綺麗に掃除されているか
- クリニックへの利便性
- 待ち時間が長すぎないか
- DX化とアナログ両軸を意識しているか
来院された患者様への対応が、既存患者を増やすためのカギとなります。
そして、患者様をファン化させることができれば、ファンになった方が広告塔となり、周りの方へ口コミなどで拡散してくれます。人づてによる口コミに勝る広告はありません!
また、既に来てくれている患者様への対応を良くすることは、経営する上で当たり前の事です。新規の患者様(新患)を増やす大変さを、先生方も身に染みる程感じているかと思います。新患を集めるよりも、既存の患者様への対応良くすることの方がよっぽど楽です。
既存の患者様へしっかり対応するということは、新患を増やすための施策でもあります。決して手を抜かず、クリニック一丸となって取り組むことが大切と言えます。
■診療単価を上げる方法
売上を増やすためには、診療単価を上げる施策も考える必要があります。
自費診療を行っているクリニック様は、自費と保険の割合を見直す必要もありますし、患者様のお悩みに合わせたプラスαの提案も必要です。患者様のお悩みに対して「クロスセル」や「アップセル」を行うことが、何より大切となります。
また、物販を院内で販売されているクリニック様は、院内POPやチラシなども最大限活用し、物販の販促もしっかり行う必要があります。
【人材に対する施策】

クリニック経営で要となるのは、やはり「人」です。スタッフがいないとクリニックは回りません。
しかし、「スタッフとのコミュニケーションで悩みがある」「スタッフがどう思っているか分からない」「雰囲気の良いクリニックにしたい」「スタッフに直接は言いにくい部分がある」「スタッフの仕事量の生産性を上げたい」など、人材関係(スタッフ)でお悩みの先生はとても多いです。
ここでは、「人材(スタッフ)」に関してどう取り組んでいくべきか、という事にフォーカスしてお伝えしたいと思いますので、是非ご参考頂ければ幸いです。
■スタッフに対する取り組み
- 福利厚生の充実化
- 給与の見える化
- キャリアアップの見える化
- 教育スキームの策定
- 評価制度の策定
- 働きやすい環境づくり
- 定期面談によるヒアリング
近年、スタッフ側がどこでも転職しやすい「売り手市場」となっていますので、より良い環境のクリニックに転職される方が物凄く増えています。そのため、上記の取り組みに関しては、しっかり行うことがスタッフの離職率を下げ、生産性を上げる上でも必要不可欠となっています。
■求人に対する取り組み
- 求人媒体の見直し
- 掲載内容の見直し
- 求人サイトの制作
- 競合との差別化
- 自院の特徴の明確化
- 教育スキームの策定
求人に対する施策としては、求職者に自院を選んでもらう為の戦略も、しっかり考える必要があります。
また、求人にはただ給料を上げるだけではなく、新人を育てる為の教育スキームや、働くイメージを抱いてもらえるような仕組み作りも大切です。
【まとめ】

今回は「クリニック経営で必要な2つの要素」について、お話しさせて頂きました。
売上の作り方や、人材に関しての考え方や取り組み方など、クリニックを経営している院長先生に、少しでも参考にして頂ければ幸いです。
院長先生の一番のお仕事は「患者様を診ること」です。しかし、クリニックを経営していく上では「経営力」や「マネジメント力」は、必要になってきます。ですが、これを院長先生が一人で行うことは、中々難しく非現実的かと思います。頼れるところは「専門的な業者に任せる」ということも、院長先生の仕事のタスクを軽減する上でも重要になるかと思いますので、是非ご検討頂ければと存じます。
クリニック経営に関して気になる事や相談したい事、スタッフの働き方や評価制度などスタッフ関係の事や、求人などの人材全般の事など、少しでも気になる事などございましたら、大阪市北区梅田にあるクリニック経営コンサルティング会社『Calf J(カーフジェイ)』まで、お気軽にご相談ください。
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